政権運営 2010 5 29

 日本の民主党は、もともと寄り合い所帯です。
自民党出身者から、旧社会党出身者まで、
右から左まで幅広い政党と言えるでしょう。
こうした人種の坩堝というか、政党版の「移民社会」では、
一体感を維持するのが難しいと言えるでしょう。
 そんな民主党が、連立相手に社民党を加えたものだから、たまらない。
複雑な移民社会が、さらに複雑になって、迷走政権となりました。
 これで社民党が連立から離脱すれば、
政策的には、すっきりとするでしょう。
案外、「雨降って地固まる」となるかもしれません。
 もっとも、民主党は、依然として「モザイク国家」に変わりありません。
かつて、ヨーロッパには、ユーゴスラビアという国がありました。
 「だからこそ、党内は、小沢氏による強権政治が必要だ」という声を聞きますが、
それは、なんだか、旧ソ連支配下の社会主義独裁国家の政治を連想します。



















































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